期末テスト後にやる気ゼロ…来年受験生になる我が子が心配な親へ

思春期、塾

※本記事のアイキャッチ画像はイメージです。

中2の期末テスト後に勉強しなくなるのはなぜ?

中学2年生の我が子。
学期末テストが終わった途端、気が抜けたように自宅学習に身が入らなくなりました。
テスト期間中はそれなりに机に向かっていたのに、今ではスマホ、ゴロゴロ、ダラダラ…。

「ダラダラ勉強するくらいなら、短時間でも集中してやってほしい」
親としては、どうしてもそう思ってしまいます。

テストが終わると気が抜ける「燃え尽き状態」

期末テストが終わった直後は、実は多くの子が燃え尽き状態になります。
一時的に勉強のスイッチが完全にオフになるのは、珍しいことではありません。

特に中2は、
・学習内容が一気に難しくなる
・部活も本格化して疲れが溜まる
・思春期の入り口に差しかかる

と、心も体も不安定になりやすい時期です。

反抗期の入り口で親の言葉が届きにくくなる

「勉強しなさい」と声をかけると、明らかに嫌そうな顔をする我が子。
ああ、これが反抗期の始まりなのかもしれない…と、少し寂しさも感じます。

親の言葉に素直に応じなくなるのも、この時期の特徴。
やる気がないのではなく、「親に言われてやるのが嫌」という気持ちが邪魔をしていることも多いのです。


「勉強しなさい」に嫌な顔…親の不安と葛藤

来年はいよいよ受験生。
そう思うと、今ののんびりした姿にどうしても焦りが出てしまいます。

言えば言うほど逆効果になる理由

「勉強しなさい」 「そんなんで受験どうするの?」

親としては心配だからこその言葉ですが、反抗期の子には逆効果になりがちです。
言われれば言われるほど、心を閉ざし、やる気を失ってしまうこともあります。

来年は受験生という現実

今はまだ「中2」。
でも、あと数ヶ月で「受験生」という肩書きがつきます。

この差は、親が思っている以上に大きく、
・定期テスト
・内申点
・志望校選び

すべてが一気に現実味を帯びてきます。
だからこそ、今のうちに勉強との向き合い方を整えておきたいと感じています。


ダラダラ勉強から抜け出すために親ができること

時間より「短時間集中」を意識する

長時間机に向かわせるよりも、
「今日は15分だけ集中しよう」
そんな声かけの方が効果的なこともあります。

短時間でも
・スマホを離す
・テレビを消す
・タイマーを使う

この3つだけで、勉強の質は大きく変わります。

声かけを「命令」から「質問」に変える

「勉強しなさい」ではなく、

・今日は何をやる予定? ・テスト終わって疲れたよね ・少しだけ一緒に復習しようか

こんな寄り添う声かけに変えるだけで、子どもの反応が柔らかくなることもあります。


今は踏ん張りどころ|中2の1年が受験を左右する

今すぐ結果が出なくても焦らなくていい

中2の今は、まだ「準備期間」。
成績が急に上がらなくても、生活リズムと勉強習慣が整えば、受験期に一気に伸びる可能性も十分あります。

親ができる最大のサポートとは

親ができる一番のサポートは、
「見守ること」と「信じること」なのかもしれません。

不安になる気持ちは消えません。
それでも、子どもなりに成長し、悩みながら前に進んでいく姿を信じて、
今はそっと背中を支えていこうと思います

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